(銀行向け業務システム)
本資料は、銀行向け業務システム(入出金情報 → プーリング明細抽出 → レポート作成)において、 結合テストのカバレッジを高めるためのテストケース設計の考え方および具体的手法を整理したものである。
結合テストの品質はテストケース数ではなく、 業務・連携・データ状態をどれだけ網羅できているかによって決まる。
| 観点 | 内容 |
|---|---|
| 業務パス | 正常系・異常系・分岐処理 |
| 連携 | 外部連携・内部API・DB・帳票 |
| データ状態 | 未処理/処理済/異常/再実行 |
| 条件組合せ | 検索条件・抽出条件の組合せ |
| 障害対応 | 障害発生・復旧・再実行 |
外部銀行システム 入出金受信
→ DB登録
→ プーリング対象抽出
→ 集計処理
→ 画面表示/帳票出力
画面操作単位ではなく、業務処理の流れをベースに分岐パスを洗い出す。
| 状態 | 内容 |
|---|---|
| S1 | 未受信 |
| S2 | 受信済 |
| S3 | 抽出対象 |
| S4 | 抽出済 |
| S5 | 集計済 |
| S9 | 異常 |
テストケースは「操作」ではなく「状態遷移」を確認対象として設計する。
| 分類 | 代表値 |
|---|---|
| 正常(等価) | 1,000 |
| 境界(下限) | 0 |
| 境界(上限) | 最大値 |
| 異常 | マイナス、文字 |
【テストケースID】 【テスト観点】 ■ 前提条件 ・DB状態: ・外部連携状態: ■ 操作 1. 2. ■ 期待結果 ・画面: ・DB: ・連携: ・帳票: ■ カバレッジ ・業務パス: ・データ状態: ・連携範囲:
最終的な取捨選択は人が行うことが前提である。
結合テストの品質は、テストケース設計段階でほぼ決まる。 本資料の考え方を用いることで、銀行プロジェクトにおいて 説明性・網羅性の高い結合テストを実現できる。